台風が来て大変ですが皆様大丈夫でしょうか、名古屋もすごく降っています。油断せず気を付けましょうね。
さて、沖縄講習2日目は芭蕉布会館に伺い実演をして来ました。また、喜如嘉芭蕉布事業協同組合の理事長である平良美恵子さんに色々芭蕉布について説明をして頂きました。
ここでは未だ昔からの製法そのままを受け継いで行なっており、電気、ガス、何もなくても作れてしまう環境です。芭蕉の木(バナナの木みたいな感じ)を一から3年かけて育ててそこから繊維を細く細くさいて糸状にして結んで糸にしていき染め、織りをしていきます。
その作業全て分業ではなく職人さんが手がけています。私たちも道具は自分で作ったりしますがこれだけの手間をかけているとは驚きでした。
また人間国宝であられる平良敏子さんにもお会いする事が出来、96歳で今もなお現役で作業されている姿は感動致しました。
かけつぎしたものをすぐ見せてくれとじっくり見ていたのはやはり職人だなと感じました。
こうして今尚伝統的に続いている方々と繋がりを持つ事が出来とても嬉しいと同時にこの方達が困った時に手助けが出来る様にこれからも頑張っていきたいと思います。
凄く良い経験が出来た事に感謝です。